2009.10.11 向坂山のトレイルから2 ( PENTAX OPTIO W80 )
第2回九州脊梁山脈トレイルラン。ほぼ去年と同じ場所から国見岳、高岳を一枚。
去年は序盤の小川岳の登りで飛ばしすぎて早々にヒザ、ふくらはぎが故障してしまい中盤以降失速。この苦い経験をもとに今回は序盤は意識してスローペースで行こうと決意してのスタート。舞岳までの舗装路が終わって歩いていると、ちょうど女子招待選手の間瀬ちがや選手が横を抜いて行きました。おそらく舗装路での目算でまだ25位くらいです。名だたるレースで、出場すると高い確率で優勝しているという間瀬選手が意外にもスローな出だしなのには驚きました。
やがて、小川岳の急登がはじまります。去年ここで抜きつ抜かれつを繰り返した因縁の坂です。「スローで」、「スローで」とつぶやくように、たまには深呼吸などしながら登りはじめました。どころが、どうしても目前の道を誰かが塞いでいると、また前のめりの意識になってしまいます。いつの間にかペースが上がりはじめ、一人抜き、二人抜き、そうこうしていると目の前にまた間瀬さんが。ここでやっと我に返りました。
間瀬選手はすでにずっと先へ行っているだろうと思っていましたが、前方には6、7人の選手が行列になっていてペースが落ちているようでした。こうなると、道を譲り合うことが難しくなるので簡単には抜けそうにありません。しかし、間瀬選手に追い越しを狙っているような気配はなく、いたって冷静に後ろに付いている雰囲気でした。後ろから付いて行きながら「今日は勝負しに来たんじゃなさそうだな」などと思ったりしておりました。やがて、次第に後ろにも行列ができていく感じになり、これは小川岳まではこのまま後ろをが付いていくしか選択の余地はなさそうだと思いました。
それでも小川岳山頂に1時間23分で着。去年より4、5分ほど遅れはしましたが意外にも早いタイムです。しかも今年はまったく消耗していません。すこぶる上々のレース運びです。
小川岳からの下りは、やはり間瀬選手は次第にエンジンがかかってきているようでした。ここの下りを走るのが4回目で、しかもここまで疲労が少なかったのでなんとか食らい付いていきました。この行程で数名の選手を、女子のトップと思われる選手も捉え、やがて第1エイドのあるスキー場へ。
第1エイドステーション近辺で風景撮ったり飲み食いしたりして、ぐずぐずしているうちに間瀬さんを見失い追走は終了。むろん、その後の道のりと余力を考えればこのあたりが潮時です。今日は本気モードではなかったかもしれませんが、ペース配分が難しい前半の時間帯に一流の「ペースメイキング」というものを見せてもらった気がしてラッキーでした。
その後は、…やはり徐々に失速していくわけですが、最後まで足が故障することはなく、去年より30分ほどタイムを縮めることができ、4時間半ほどでゴールしました。
[ 五ヶ瀬スキー場の坂道を走る間瀬ちがや選手 ]
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